中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

高入生を抜き去る内進生 『早慶MARCHに入れる中学・高校』(矢野耕平、武川晋也)

中学受験・高校受験・大学受験を横断的に扱った珍しい本だ。

サブタイトルは”親が知らない受験の新常識”。

確かに知らない話が結構あったぞ。

 

特に 中央大学附属横浜 の情報はありがたかったぜ。

推薦権を保持したまま国公立や医大を目指せるって話とかよ。

だから、MARCH系の中じゃ進学実績が強かったんだな。

 

あと興味深かったのは高校からでも入れる中高一貫校の話だ。

 

最初は高入生と内進生の差は少ないが、大学入試で差が出る。

中受層が理・社をやり込んでいるのが後々効いてくるらしい。

確かに私立高校の入試は英・国・数が主流だもんな。

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早慶MARCHに入れる中学・高校』(矢野耕平、武川晋也/朝日新聞出版)

おっ!中学受験にアドバンテージありかと思ったらこんな話も。

 

男子が早慶MARCHに最も入りやすいのは高校受験なんだってよ。

MARCH中に入る力があったら早慶高目指した方がいいんだと。

 

ま、こんな話とかに関心があったら、読んでみるといいかもな。