中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

【二月の勝者】自分は天才とでも思ってるのか?

むかし大学弓道の日本一を決める王座決定戦で

大本命の学校がまさかの敗退をしたことがあった。

 

試合直前の練習で過去最高の成績を出した際に

「もう、俺たちが勝ったようなもんだけど」なんて

主将がみんなの前で言っちまったのが敗因らしい。

 

ハタチ前後の、武道で心を鍛えまくってるような

そんな奴らでも気の緩みで自滅しちまうってわけだ。

 

まして小6ともなれば、どうなのか?

 

二月の勝者では、最後の模試で過去最高の成績を

出した子に講師が「まずいな」とつぶやく場面がある。

 

また、冒頭のシーンでは1月校で星を取った連中に

「カン違いも甚だしい」と檄を飛ばす場面がある。

 

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二月の勝者 ―絶対合格の教室―(高瀬志帆/小学館

 

 やっぱし中学受験でも油断は大敵ってことなんだろうな。

 

ちなみに、気の緩みで星を落としたって体験談では

ちゅりぷ子さんの話がスゲー参考になったぜ。

 

binbojuken2023.hatenablog.jp

 

そのぐらい、一つ合格をとってからの2、3週間というのは、子供がモチベーションを保つのが難しいのだと思います。(本文より一部引用)