中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

賢く乗り切るための知恵『お母さんのためのはじめての中学受験必勝ガイド』(中曽根陽子ほか)

結果的に第一志望の学校には行かれなくても、子どもが元気に中学生活をスタートできれば、この勝負は「勝ち」なのです。(本文より)

 

「私たちが考える ”必勝” はちょっと違うのです。」と謳う指南本だ。

この本も少し古いが、使い物にならないネタは1割ってとこだな。

 

内容の2/3は初歩的なんで、判ってんなら読み飛ばしOK。

だが、ちゃんと読むとやっぱ光るトコもあるんだな。

 

志望校は親の誘導であっても子どもが選んだ形にってのは、

『中学受験を成功させる母親はここが違う!』でも書いてたな。

 

模試の偏差値が10動くのなんて当たり前ってところには癒されたぜ。

 

いい友達さえいれば子どもはどんな学校も喜んで通うってのは

言われてみれば、確かにそういうものかも知れねーよな?

 

睡眠を削ると成績が落ちるってのも大事なハナシだ。

サピックスも寝る時間減らすなって指導してるらしいぜ。

 

怒ると意欲が減るってのは肝に銘じねーといけないところだな。

ネガティブな言葉の連発は子どものやり気を削ぐからよ。

 

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『お母さんのためのはじめての中学受験必勝ガイド』(中曽根陽子ほか/メイツ出版)

 

受験生の弟・妹への接し方まで指南してるとこは

この本の特色だと言っていいだろうな。

 

なかなか勉強になるぜ!