中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

目標、偏差値50、ないし60あたり『最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール』(安浪 京子)

秀才が最難関を目指す方法じゃなく

フツーの子のための受験ノウハウ本だ。

 

キレイゴト抜きでビシバシ書かれてるから

悩める親にとっても共感できそうな内容だぜ。

 

最近手にした『大逆転の志望校選び』との重複が

意外に多くなかったってトコは嬉しい誤算だったわ。

 

本気で尻を叩く時期は6年生の秋からだってのは、

早すぎても遅すぎても多分ダメなんだろうな。

親子双方のメンタルから考えてみてもよ。

 

7時間以上寝ないと成績が落ちるとは

知ってたが、遅寝だと太りやすいなんて

初耳だったんで、こいつもメモしねーとな。

 

日能研のトップ講師の本にも書いてあったんだが

やっぱしテストの解き直しをすべてやっちまうのは

非効率極まりないっていうのが先生たちの考えらしい。

 

とはいえ、日能研の人は過去問との相性は信用せず

こっちの先生は相性が大事だと言ってんだよな。

まぁ、どっちも一理ある感じではあるが。

 

この本でイチバン良かったのは、

親子で煮詰まらないための技術が

惜しげもなく書いてあったことだな。

 

こういう考えの先生ならではの受験本だ。

 

私は常々「中学受験はメンタルと学力が五分五分」とお話ししています。(本文より)

 

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『最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール』(安浪 京子/大和書房)