中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

ウチは関係ないと思わない方がいい『受験うつ』(吉田 たかよし)

大学受験に関係する話が多いんだが

参考になる話も盛りだくさんだったぜ。

 

中学受験でうつになっちまう子の共通項は

親が成績に過剰に一喜一憂するって点だとよ。

 

良かったときの喜びすぎもリスク増の要因らしい。

意外な行動が受験生を追い詰めることになるんだな?

 

受験うつは、脳の働きを抑制して得点力に打撃を与える

暗算や読解に必須の記憶の一時保持が出来なくなって

実力が全く出せないってんだから恐ろしいよな?

 

入試本番に初戦Xでガタガタに崩れる子も

おんなじような心理に陥るのかもな。

 

心理といえば最もモチベーションが高まる

目標設定は達成確率7割という水準らしいぜ?

5割以下でも、ほぼ確実でも望ましくないんだと。

 

マスクによる思考力低下の項にはドキリとさせられたぜ。

二酸化炭素の濃度がテストの点数に影響するってんだからよ。

 

適切な休憩の取り方とか、座り心地の良いイスは好ましくないとか

意外感のある話も多かったし、気になったら読んでみるといいかもな?

 

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『受験うつ どう克服し、合格をつかむか』(吉田 たかよし/光文社)