中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

偏差値と精神年齢のカンケイ『令和の中学受験 保護者のための参考書』(矢野 耕平)

早稲田アカデミーで実績を積んでから

独立した著者による中学受験の啓蒙書だ。

 

大手塾への見方がややキツいきらいはあるが

それはそれとして、参考になる話も多かったぜ。

 

たとえば、四大模試の志望校判定はやや甘めに出る

とかいう話なんか、気を引締めたい向きにはいいだろ。

 

志望校別コースを受けるデメリットの話も興味深い。

特定の学校への思い入れが強くなりすぎちまうと

路線の変更がきかなるってのは確かにヤバい。

 

志望校の変更で子供のモチベーションを

落とさないよう、特攻させるしかない

とかいうのは避けたい事態だよな。

 

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『令和の中学受験 保護者のための参考書』(矢野 耕平/講談社


偏差値の高い学校の子たちは

精神年齢も高めだっていうのは、

この本で初めて読んだ気がするぜ。

 

もしそうなら、幼い感じでデキる子は

進学校に行ったら疎外感を味わうってか