ボーイの学習面では俺はクソの役にも立ってないんだが、
5月以降、塾の校舎内でいい位置になる機会が増えたぜ。
『五月の勝者』の秘訣はコレ!ってしたり顔で言いたい
ところだが、実際はツートップがいなくなったせいだな。
偏差値70台の絶対王者君&かなり努力家な秀才ちゃん、
この2人が、揃いも揃ってサピックスに転塾したんだわ。
とはいえ、5年の後期入塾でモーレツ追い上げ中の子と、
最近入ってきた元サピっ子がいきなり上位に食い込んだ
もんだから、校舎のトップ争いはまだまだ熾烈な感じだ。
たいてい自習室にいる前者の子は自学自習というターボ
エンジンがあるんで、うまく導かれればさらに伸びるな。
今は三番手だが最後にはトップに立ってそうな勢いだわ。
元サピっ子は、サピならボリュームゾーンなんだろうが、
期待と注目を集める存在になったのが良かったのかもな。
来て間もないのに水を得た魚のように元気一杯らしいぜ。
自分に自信を持つことや、特別に目をかけられることで
才能を開花させられるっていう話は「相対年齢効果」が
持続する理由としても、よく引き合いに出されるもんな。
その他大勢みたいな扱いよりも期待の星として輝く方が
モチベーションも上がって学習成果が出やすいのかもな。
※相対年齢効果について
学業やスポーツの面で4月生まれの子は3月生まれより
有利となるが、この傾向は成長した後も観測されている。
例えば、国・私立中学入学者の生まれ月の分布データ等。
小4、中2の理系科目調査では、早生まれと遅生まれの
境目で、遅生まれの偏差値が2~3高いとわかっている。
なお、プロスポーツ選手に遅生まれが多いのは有名な話。
誕生日と学業成績・最終学歴
https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2007/12/pdf/029-042.pdf