中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

年4冊『飛ぶ教室』でヤマを張る?

飛ぶ教室季刊の児童文芸誌だ。

 

普通の小学生はまず読まない雑誌だが

ここからの出題って意外と多いんだよな。

豊島岡女子、麻布、ラ・サール他多数だ、

 

毎号、実力派の良質な短編が掲載されるんで、

入試の素材として扱いやすいってことだろうな。

 

bookmeter.com

 

読解の対策として受験生に読ませる場合には、

親が事前に目を通しておくとよさそうだぜ。

 

作品の2/3以上は、低学年向けだったり、

内容がテスト向けでないなどの理由で、

チェック対象から除外できるからよ。

 

出そうな作品に付箋つけてくと

毎号3作品ぐらいしか残らん。

 

これなら忙しい受験生も

10分で読みこなせる

 

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飛ぶ教室』(63号および64号/光村図書)本の紹介コーナー

 

この飛ぶ教室なんだが、

本の紹介コーナーも要注目だ。

 

例えば昨年載った『朔と新』は、

今年の出題ランキング第二位だし、

『あしたのことば』桜蔭で出たぜ。

 

素材探しで飛ぶ教室に目を通した

作問者が本の紹介コーナーにも着目して

出題って可能性もなきにしもあらずだろ?