中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

【二月の勝者】過去問があまりできなかったんですね?

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二月の勝者 ―絶対合格の教室―(高瀬志帆/小学館

 

『二月の勝者』では、7月に偏差値60台後半の子が

偏差値50の学校の過去問の合格ラインに届かなくて

動揺した親が荒れ狂い・・なんてシーンがあったよな。

 

中学受験の後半戦に、勉強のリズムを崩す要因として

『中学受験 受かる親子のコツブック』でも過去問が

その大きな理由になるってしつこいぐらい書いてたぜ。

 

この本では、10月に合格ラインの8割取れていれば

大丈夫だってことだったから、合格最低点が7割なら

56%取れていれば、そんなに心配いらないのかもな。

 

(14%足りないから受からないという安直な発想は)実力アップしてる最中である現実を無視したマイナス思考です。時期に合わせた現実的な評価をしてあげましょう。(『中学受験 受かる親子のコツブック』より)

 

とはいえ、国語だけは早い段階で合格ラインに届いて

いる必要があるっていうのもこの本の主張なんだよな。

裏を返せば国語は得点を伸ばしにくいってことだわな。

 

さて、うちも塾の指示で過去問始めたが、偏差値的に

余裕と思ってた学校も合格ラインに届かないもんだな。

『二月の勝者』読んでいなかったら焦りまくってたぜ。