『飛ぶ教室』(62号)で紹介された
イタリア人作家のショートエッセイだ。
新型コロナが猛威を振るい始めたころに
出版された作品なんだが、蔓延しまくった
今だからこそ読んでおきたい話題もあったぜ。
『隔離生活のジレンマ』と『運命論への反論』は
特におすすめしたい話なんで、軽くまとめてみたぞ。
ウイルスがはびこる中、自分は大丈夫とたかを括って生活態度を変えないのは、医療システムの崩壊につながる考えだ。傲慢な者がウイルスに隙を見せれば、健康弱者を危険にさらす。我が身を守らなければならないのは、他者を守るためでもあるのだ。
(以上、2本のエッセイを要約)
いろいろと考えさせられるエッセイなんだが、
文章は平易なんで6年生なら読めそうだな。
みんなのために個人はどうあるべきか?
親子で話し合うきっかけになる本だ。