中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

知らない話も結構あるで『旧名門校vs.新名門校』(矢野 耕平)

開成や桜蔭では勉強なんかやって当然。

出来不出来が対人関係にも影響しないし、

友人同士でわざわざ成績の話なんてしない。

 

な~んてことが書いてあってビックリしたわ。

ただ、勉強が出来なくても周囲がからかったり

しないとはいえ、逆転合格しちまうとさぁ大変だ

 

国語力で桜蔭に滑り込んだ子の話は生々しかったぜ。

 

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『旧名門校vs.新名門校』(矢野 耕平/SBクリエイティブ)

 

やっぱし、本人に合う学校を慎重に選ばないとな

偏差値より大事なことに目を向けなよっていう

著者の主張にはうなずくしかないと思うぜ。

 

さて、全体では名門校の簡単な紹介が

ズラーっと並んでるのがこの本だ。

知らなかった話も多かったな。

 

桐朋 志望の子は多くがキャンパスに

一目惚れしてるってのは興味深い話だな。

 

1980年代に神奈川の御三家は聖光学院栄光

そして浅野でなく桐蔭だったってのも知らなんだ。