中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

すぐ役立つことは、すぐ役に立たなくなる『伝説の灘校教師が教える一生役立つ学ぶ力』(橋本 武)

付け焼刃で詰め込んだ知識は、すぐに忘れて使い物にならなくなります。(本文より)

 

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『伝説の灘校教師が教える一生役立つ学ぶ力』(橋本 武/日本実業出版社

 

で50年国語を教えた先生の本。

3年かけて一冊の本を読み解いていく

スローリーディングの授業で有名らしい。

 

国語力を鍛えておけば、理数系科目の理解度も

グンとアップするっていうから、見逃せないよな。

スローリーディングと並行して多読も推奨しているぜ。

 

解らなければとばしてもいいから、教養の詰め込むんだと。

そのとき解らなくてもあとで役立つときが来るそうな。

 

一人の人生において経験できることは限られるが

読書を通じて知見を広げていけば、可能性を

いくらでも広げられるっていうことだ。

 

こういう特徴ある授業を許すのは

伝統ある名門校ばっかかもな。

武蔵だとか麻布だとか?