駒場東邦中で
出題実績のある
工藤純子の新作だ。
小4・小5レベルに
ちょうどいい感じだが、
俺はスゲー気に入ったぞ。
何しろ、この児童書の中には
一生モノの気づきがあるからよ。
ストーリーのさわりはこんな感じだ。
主人公は小4男子。通知表の全項目が真ん中という彼は、<あなたは特徴のない人間です>と宣言されているようでモヤモヤしたものを抱えています。ある日、元気印の親友や優等生女子までもが通知表に不満を抱いていると知った彼は、納得感のある特別なものを作ることを思いつき、仲間にこう語りかけました。「ねぇ、先生の通知表をつけようよ」
(以上、本文のさわりを要約)
一生懸命にいいところを考え、伝えて、
そのうえで「もう少し」と言えれば
聞き手の心に響きやすいんだな。
これって会社や家庭を含む
様々な場面で活かせる
最高のスキルだろ。