中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

凸凹4人組の珍道中『ここではないどこか遠くへ』(本田 有明)

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『ここではないどこか遠くへ』(本田 有明/小峰書店

 

6年生の4人組が

一生の思い出に残る

子どもだけの旅に出る、

という感じの筋書きだぜ。

 

読みやすいんで、5年生でも

難なく読了できそうな作品だな。

狙い目っぽいのはこんなくだりだ。

 

富士山行きのあとで立ち寄った親切な女性の家で、少年たちは幼い子どもの遺影を見つけてしまいます。恩人の辛い過去を知り思わず固唾をのむ彼ら。動揺は隠しようがなく、出先から戻った彼女に正直に明けることにします。「自分たち、偶然ですが、仏壇の写真を見てしまいました。すみません」

(以上、本文より注目のシーンを要約)

 

この本も栄東Aの出題方針に合うが、

さすがに易しすぎる気がするな~。

 

本田有明の作品は専修大松戸

学習院等で出た実績があるぜ。

 

この本のまとめは以下だ。

 

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