中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

須磨学園で出題『午前3時に電話して』(小手鞠 るい)

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『午前3時に電話して』(小手鞠 るい/講談社

 

感謝の気持ちっていうのは、相手だけじゃなくて、自分のことも幸せにしてくれるんだ。(本文より)

 

児童書って全然あなどれなくて、大人にも

気づきがあることが少なくないんだよな?

 

冒頭に引用したのは出題本の中の言葉だが、

これなんか一生宝物にしてもいい気づきだ。

 

この本自体は小5レベルで読める内容だし

入試出題作品の中ではかなり平易な方だわ。

 

それでもどんな年代にとっても学びはある。

学ぼうという気持ちで読めば気づきはある。

 

強い絆で結ばれた4人の少年少女の物語。太陽みたいに明るく元気だった仲間の少女が引っ越し先で困ったことになっていると知った3人は、それぞれのやり方で救いの手を差し伸べようとします。(以上、本文のさわりを要約)

 

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