元々よく出題される作家だったがここ数年
さほど出ていない印象のまはら三桃の新作。
子どもウケを狙ったような題名ではあるが
長期入院する子達が主人公の真面目な話だ。
俺が見た感じではテストに使いやすそうな
箇所を2つだけ挙げると以下のシーンだな。
道徳の時間にみんなで意見を出し合う場面
白血病の少女が病状を知って動揺する場面
オレの母親は病院内の学校で教えていた時、
生徒の命の灯が次々と消えるのがつらくて
メンタルをやられ、普通の学校に戻ったわ。
この本は人死にみたいな話は出ないけどな。