中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

やはりデータはモノを言う『偏差値が届かなくても受かる子、充分でもちる子 必ず合格できる学び方と7つのルール』(akira)

小6の年間平均偏差値以上の学校に進学した生徒は約8割にものぼります。(本文より)

 

2012年に日能研カリスマ講師が出した

本だが偏差値を徹底的に語る部分は新鮮だ。

 

偏差値は推移を見るべきで、1回の結果で

一喜一憂しても仕方ないし、まして志望校

変更に動こうとするなんて論外なんだとよ。

 

12月に焦りまくって、塾やら個別やらに

泣きついてた俺にはめっちゃ耳が痛い話だ。

 

熱望校の50%偏差値をクリアしたうえで

学校別対策をするとよく、届かないままで

対策にかまけてても失敗しやすいんだとよ。

さらに怖いことに、併願校でも落ちやすい。

 

だから模試で数字だせるようバランスよく

学力を身につけることが大事だってんだな。

 

意外だったのは学校別の模試よりも普通の

模試のほうが合否の精度が高いという話だ。

こういう言説は俺は初めて見た気がするな。

 

成績別、科目別、時期別アドバイスもある

盛りだくさんな本なんで参考になりそうだ。

 

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『偏差値が届かなくても受かる子、充分でもちる子 必ず合格できる学び方と7つのルール』(akira/ダイヤモンド社