中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

忘れられない7日間『図書室のはこぶね』(名取 佐和子)

でもわたしはこの頃、つくづく考えちゃうのだ。意味のあることだけをする人生って、案外袋小路じゃないかなって。(本文より)

 

コチラさん、たまに出題予想する方だが、

『神さまのいうとおり』みたいに前触れ

なく出題首位になる本も当ててんだよな。

 

そんな彼の注目作品なんでチェックして

みたのが、この『図書室のはこぶね』だ。

著者は中受界では全く手垢がついてない。

 

全体の空気に対して個人がないがしろに

される場面もあってなかなか勉強になる

 

主人公達がみんなのためにどう解決策を

見つけ出していくのかが注目ポイントだ。

 

俺のブックレビューの一部はこんな感じ。

 

主人公はバレー部エースの高3女子。怪我で体育祭に参加できなくなった彼女が、一週間限りの図書委員となり、謎めいた本の”10年越しの秘密”に惹き込まれていきます。主人公にとっては退屈だったはずの図書室が、さまざまな出会いでわくわくする場所に変わっていくところが良かったですね。

 

bookmeter.com

 

『図書室のはこぶね』(名取 佐和子/実業之日本社

 

参考サイト:共働き夫の長女・二女★2022&2024受験記!