中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

向学心がとまらない『このそらのずっとずっと向こう』(鳴海 風)

外国では女の人も大事にされ、立派に仕事をしています。これからの日本にも、そのような女の人が必要です。(本文より)

 

読書感想文コンクール課題図書になった

こともある作家の新作なんで読んでみた。

 

学びたい気持ちをおさえられない少女が

外国語を習得して自分の人生を切り拓く

 

女子英学教授所の創設者がモデルらしい。

中身はおおむねフィクションだけどな?

 

俺のレビューの書き出しはこんな感じだ。

 

勝ち気で好奇心旺盛な町医者の娘が、異国事情に通じる武士の子弟と知り合い、関わるうちに、みずからも学びに目覚めていきます。女性の地位が低く、子どもでも当然のように働いていた時代が描かれているので、今の子には新鮮に映るかもしれませんね。

 

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『このそらのずっとずっと向こう』(鳴海 風/ポプラ社