中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

心も躍りだすリズム『ピアノをきかせて』(小俣 麦穂)

日本児童文学者協会新人賞受賞作であり、

2019年入試では3校で出題されてる。

 

家族愛があふれる良質な児童書なんだが

主人公の母や姉とは対照的に描かれてる

音楽を心から楽しんでる人達に要注目だ。

 

俺のレビューの出だしはこんな感じっす。

 

主人公は空想の世界に浸るのが好きな小6女子。母の期待に圧し潰され心を病みかけていた姉を、彼女が様々な年代の仲間と力を合わせて助け出そうとします。音楽の喜びを大切な人に届けよう。そんな気持ちで一つになる主人公たちの純真さに打たれましたね。

 

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『ピアノをきかせて』(小俣 麦穂/講談社