中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

厳しさか、楽しさか『ラベンダーとソプラノ』(額賀 澪)

きびしい練習をすること。きびしい指導をされること。それらを全部否定したら、わたしたちはきっと、ほしいものを何も手に入れられない。(本文より)

 

小学校の合唱クラブでアルトリーダーの

少女の葛藤を描いたさわやかな児童書だ。

 

9/14発売なんで来年出るかは微妙だ。

これがもし5月とか6月の発売だったら、

出題有力候補からは外せなかっただろう

 

ま、2024年組以降には注目の作品だ。

小5の受験生でも読めそうなレベルだし。

 

俺のレビューの始めの方はこんな感じだ。

 

正しさについて考えるきっかけになりそうな本。”全国で金賞を獲る”という目標にとらわれ過ぎた合唱クラブのパートリーダーが主人公です。ギスギスした雰囲気の中でも何が問題か言い出せなかった彼女が、自由に楽しく歌う人たちと出会い、勇気をもらって、自分のなすべきことに目覚めていきます。

 

『ラベンダーとソプラノ』|感想・レビュー - 読書メーター (bookmeter.com)

 

『ラベンダーとソプラノ』(額賀澪/岩崎書店