中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

出題作とは毛色が異なる『白ゆき紅ばら』(寺地 はるな)

「ちゃんと自立したいんです。わたし、自分の人生ってやつを手に入れたいんです」(本文より)

 

2023年入試で多数出題されたことで、

再び注目を集めている作家の最新作だわ。

もうじき発売なんで今回は先行レビュー

 

反面教師から教育の大切さを知る意味で

大人にはぜひ読んで欲しいと思うんだが

小学生にはあんまし見せたくない内容だ

 

まれに素材になりそうな場面もあるけど

学校からのラブレターには不向きだろう。

 

まぁ、読み始めると続きが知りたくって

やめられない止まらないになるのも事実

 

たぶん子供が子供らしくいられるように

するのは大人の責任だと痛感するだろう。

 

俺のレビューの書き出しはこんなですわ。

 

すべての困窮する母子を守ると謳う「のばらのいえ」。そこには表向きの顔からは想像できないドス黒い秘密が隠されていました。

 

『白ゆき紅ばら』感想・レビュー

 

悪意に絡めとられる子どもたちの運命は・・?(2/22発売予定)