稀に出題される人の昨年11月発売の本。
登場する人物やお店はフィクションだが、
岡山に実在する商店街を舞台にしている。
老人と少年達のかかわりを描いた作品だ。
全6話の短編集だが3話以降がいい感じ。
特に4話の博多に老婦を連れていく話は
出題要素がちょっと多めな印象だったわ。
まぁ、小4でも読める難易度の文章だし
入試出題レベル未満かもしれないけどな。
紹介文はこんな感じの書き出しにしたよ。
歴史が古く、お年寄りだらけという奉還町商店街が舞台。主人公は越してきたばかりの小学5年生です。老人に好かれやすい彼が、元気印の友人とともに、存亡の危機にある商店街で立ち回る姿が活き活きと描かれています。