中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

今度の辻村作品は超ヤバい

先行レビューリクエスト中って状況だが、

あらすじ見ただけでも要注目なのは解る

 

黒いのや空想的なのは入試に出にくくて、

白いのが頻出なのが辻村深月なんだけど、

6月30日発売予定の新作は白い方だよ。

 

しかも中高生の部活を描く作品だもんよ。

こんなん注目するなって言われても無理。

 

リクエストが通れば先行レビューするが、

とりあえずアマゾンの紹介文をつけとく。

 

この物語は、あなたの宝物になる。

 

亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。

 

真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。

 

円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。


コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。


哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。

 

装画も盛り上げてくれる(6/30発売予定)