中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

嫌いなアイツの素顔とは?『ノクツドウライオウ 靴ノ往来堂』(佐藤 まどか)

ブランド名とそのデザインを選ぶか、最高に履き心地が良くて世界にひとつしかない自分のためだけのくつを選ぶかの違いですよ。(本文より)

 

割と入試に出る作家の4月の新作2冊目。

 

『スクランブル交差点』より平易な感じ。

中学入試の出題標準レベルの難易度だわ。

受験するならこのぐらいは読めないとな。

 

主人公は中2女子だが、クラスメイトが

深く関わりだすあたりから面白さ倍増だ

 

出題に関しても全15章のうち第9章の

『好奇心』以降が狙い目になるかもな?

 

俺のレビューのあらすじ部分はこんなだ。

 

主人公は靴づくりの老舗の娘。跡継ぎ候補だった兄が出奔したことで、期待をかけられ戸惑う彼女が、葛藤しながら職人見習いとして受け継がれる技に向き合います。

 

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『ノクツドウライオウ 靴ノ往来堂』(佐藤まどか/あすなろ書房