中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

人気シリーズは侮れない『世界は「」を秘めている』(櫻 いいよ)

ぼくの好きなものは、まわりに認めてもらわないといけないものなの?(本文より)

 

入試や模試でも稀にだが出はじめている

読みやすさ抜群の作家の2月発売の新作。

 

ジェンダーフリーもテーマのひとつだわ。

正直またかって思わないでもなかったが。

 

軽~い気持ちで、あーあーこーゆー話ね、

はいはい、って流して見てたら急に転調

 

ガツーンとやられて、考えさせられたよ。

 

全5章のうち1・2章は頭の固い先生が

眉をひそめるであろう内容だったんだが

3章の途中からいきなり様相が変わるよ

 

出題って面でも3・4章は狙い目かもな。

特に、旧友が主人公の新しい友達に難癖

つけようとするあたりは素材によさげだ。

 

俺のできたてレビューはこんな書き出し。

 

主人公はボーイッシュに見られてる12歳。周囲のイメージにとらわれていた彼女が、自分とは正反対に感じられる少年や、悪者扱いされる少女との出会いを機に、自身を見つめ直していきます。

 

『世界は「」を秘めている』感想・レビュー

 

いい意味で期待を裏切ってくれたシリーズ最新作