中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

意表を突く展開の『天国からの宅配便 時を越える約束』(柊 サナカ)

やはりわたしは、数学が好きなんだ。一度しかない人生の中で、そういうものを見つけられたことはよかったと思う。(本文より)

 

『天国からの宅配便』シリーズ1作目は

たしか前に栄東の素材文になってたはず。

 

今回紹介するのは本日発売の3作目だよ。

この作品は2作目にずば抜けていい話

あるので、そっちも薦めてみたいところ。

 

短編集だがそれぞれが独立した話なので

どこから読みはじめても大丈夫ではある。

 

今作で特に注目したいのは高校生の話だ。

 

『食堂ミツコ最後の日』って短編だけど

うしろめたさを抱える水球部員の少女が

思いがけないギフトに戸惑うって筋書き。

 

この話はニヤリとできて後味も良いよ~。

 

ほかの大人視点の短編はちょっと難しめ。

以下に俺のレビューの一部を付けとくよ。

 

マイナス思考の連鎖でドツボにはまっていた人々が、思わぬ贈り物をきっかけに目を覚ましていくストーリー。

戸惑いや拒絶から受容への心のうつろいが丁寧に書かれていて、共感させる、させる。

私も主人公たちと一緒にハートを揺さぶられましたよ。

 

『天国からの宅配便 時を越える約束』感想・レビュー

 

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