学校のテストと違って、実は世の中には「正解」がないことがほとんどです。(本文より)
毎日小学生新聞に連載されたエッセイ集。
子どもたちに上からではなく同じ目線で
語りかけるから共感を呼びまくりそうだ。
つらい気持ちを救ってくれるさまざまな
エッセンスがぎゅっと詰まってるんだわ。
綺麗ごとに終始しないところもGOOD。
注目したいのは自分自身に向き合う話が
生きていくため指針になりそうな第1章。
しょっぱなから、これいいな!と感じて
2話目で技アリ選書になると思ったわ~。
2章以降にも興味深いネタが山盛りだし
著者のファンでなくてもそそられそうだ。
以下、オレが書いたレビューの一部だよ。
最初の話で心を鷲づかみにされ、二話目でとんでもない作品になると確信しました。
様々な切り口で描かれていますが、特に強調されていたのは、自分自身の思考や感性を大事にしようという著者の願いですね。
どうか大人の教える正しさを一度飲み込んだうえで、皆さんには、いろんな場面を通じて、自分なりの考え方、それが嫌だと思った時の向き合い方を探してほしいです。(本文より)