中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

救いの泉『あなたの言葉を』(辻村 深月)

学校のテストと違って、実は世の中には「正解」がないことがほとんどです。(本文より)

 

毎日小学生新聞に連載されたエッセイ集。

 

子どもたちに上からではなく同じ目線で

語りかけるから共感を呼びまくりそうだ。

 

つらい気持ちを救ってくれるさまざまな

エッセンスがぎゅっと詰まってるんだわ。

 

綺麗ごとに終始しないところもGOOD。

 

注目したいのは自分自身に向き合う話が

生きていくため指針になりそうな第1章

 

しょっぱなから、これいいな!と感じて

2話目で技アリ選書になると思ったわ~。

 

2章以降にも興味深いネタが山盛りだし

著者のファンでなくてもそそられそうだ

 

以下、オレが書いたレビューの一部だよ。

 

最初の話で心を鷲づかみにされ、二話目でとんでもない作品になると確信しました。

様々な切り口で描かれていますが、特に強調されていたのは、自分自身の思考や感性を大事にしようという著者の願いですね。

 

『あなたの言葉を』感想・レビュー

 

『他者との出会い』がイチオシ(2024/4発売)

 

どうか大人の教える正しさを一度飲み込んだうえで、皆さんには、いろんな場面を通じて、自分なりの考え方、それが嫌だと思った時の向き合い方を探してほしいです。(本文より)