中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

出題されるかもしれない新刊本(2024年9月前後)

今期の作問選書シーズンはほぼ終了だな。

もうじき2026年組向けに移行するよ。

 

9月の新作は末にかけてドカッと来るわ。


毎回言ってるように以下は大部分が未読。

出題向きじゃない本も混じってる想定だ


9/4発売 ☆先行レビュー予定☆

『わたしと話したくないあの子』(朝比奈 蓉子)

親友に距離を置かれる小6女子の戸惑い。


9/19発売

『くらくらのブックカフェ』(廣嶋玲子、まはら三桃、濱野京子、工藤純子、菅野雪虫

ぐるぐるの図書館シリーズの第四弾登場。 


9/19発売

『夢でみた庭』(長崎 夏海)

病弱な弟のために奮闘する少女のあした。

 

9/26発売

『藍を継ぐ海』(伊与原 新)

中学女子視点を含む渾身の地学小説5編。


9/27発売

アーセナルにおいでよ』(あさの あつこ)

社会に馴染めなかった若者達の起業物語


9/27発売 ☆先行レビュー予定☆

『さやかの寿司』(森沢 明夫)

うら若き大将の人情味があふれる寿司店

 

10/7頃発売 ☆先行レビュー予定☆

『森と、母と、わたしの一週間』(八束 澄子)

疲弊した少女が自然の中で手にするもの。


10/11頃発売

『チカクサク』(今井 恭子)

心の傷を越えて成長してゆく少年の歩み。


10/23頃発売

『晴れ、ときどき雪』(小手鞠 るい)

一粒で五度おいしい?十代の恋愛短編集。


10/29頃発売

『銀樹』(森埜 こみち)

みなしごが引き取られたのは薬師の庵で。


10/頃発売

『小鳥とリムジン』(小川 糸)

宣伝文句は「愛することは、生きること」


11/6頃発売 ☆先行レビュー予定☆

『雫』(寺地 はるな)

中学の卒業制作班のメンバーたちの人生。

 

11/14頃発売 ☆先行レビュー予定☆

『人魚が逃げた』(青山 美智子)

5人の主人公と銀座の人魚騒ぎの関わり。

 

11/14頃発売

『ピーチとチョコレート』(福木 はる)

ラップとの出会いが少女にもたらす衝撃。

 

11/14頃発売

『15歳の昆虫図鑑』(五十嵐 美怜)

虫オタ転校生が悩める子にくれる気づき。

 

11/26頃発売 ☆先行レビュー予定☆

『ワルイコいねが』(安東 みきえ)

正直すぎて浮く転校生と少女の友情物語。

 

12/18頃発売

『あたたかな手 なのはな整骨院物語』(濱野 京子)

駆け出しの柔道整復師が弱さと向き合う。

 

注目作のテーマは友情、貧困など(9/4発売予定)

 

朝比奈先生はこの次レビューするんだが

驚くほど素材文適性が高い作品だったよ。

 

期待値では『くらくらのブックカフェ』

これも9月の特に注目したい新作になる。

 

森沢先生の作品も読了済なので近日紹介。

抜群のあったかさは本作でも健在だよ~。

 

今後の新作リリース情報は、判明し次第

この記事にどんどん加筆していく予定だ。 

 

余談だがサピアの9月版林先生の本

佐藤先生の本が紹介されているようだな。

どちらもぜひとも読んで欲しい作品だよ。

 

発売済みで今後レビューしたい新作

『われは熊楠』(岩井 圭也)

『あなたを待ついくつもの部屋』(角田 光代)

『常夏荘物語』(伊吹 有喜)

『灯』(乾 ルカ)

 

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