常夏荘は夢の国ね。あの場所だけ時間が止まってるみたい。(本文より)
歪んだ名家の内外で奮闘する女達の物語。
たまに入試に出る作家の8月の新刊だわ。
なでしこ物語シリーズ最終巻ってことだ。
この作品から読んでもわからなくはない。
順番に読むほうが絶対に楽しめるけどな。
一言でいえば清々しい魅力に溢れた作品。
女達の胸のすくような活躍ぶりがいいよ。
自分だけでなく家族や仲間たちのために
笑みを絶やさず闘うとか最高過ぎんだろ。
ま、面白いけど普通の小学生には難しい。
以下、俺のレビューから一部持ってきた。
“もっと自分に正直でいい”と訴えかけてくる物語。
描かれるのは十人十色の闘う女の生き様です。
脇役まで含め、驚くほど魅力的な人物が出てきますね。
特に、裕福でも愛情は豊でない時代錯誤なお屋敷の中で、不当な圧力に晒されながら奮闘する人々の心意気が刺さりました。
彼女たちの凛としたふるまいに真の大和撫子を見た気がします。

「身の丈を知る?何それ。そんなことを言ったら成長はない。腐るだけ」(本文より)