中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

気持ちを上向かせてくれる『街角ファンタジア』(村山 早紀)

本の中には世界があった。果てしなく広がる宇宙があり、今日まで続いてきた人類の歴史があった。美味しそうな料理があり、そしてたくさんの物語があった。(本文より)

 

たまに出題される作家の月末頃にでる本。

 

タイトルで想像できるファンタジックな

物語の魅力は、想像を超えてましたわ~。

 

五編の短編はどれも面白すぎるんだけど

この中では二章の潰れかけレストランの

娘の話に素材文適性があるかもしれない。

 

若い頃の祖父の運命の分かれ目を少女が

体感する不思議で楽しいストーリーだよ。

 

四章は法事で退屈する本好きの男の子が

思わぬ出会いを心に刻むっていう筋書き。

これもちょっと使える部分がありそうだ。

 

難易度分類はやや難相当というレベル感。

以下、出版社に送ったレビューの一部だ。

 

多彩なストーリーの一つ一つに、気づきや、前向きのタネが散りばめられた一冊。

誰かの幸せを祈れる孤独な青年や、兄のために無理をおして奔走する妹など、それぞれのエピソードに魅力いっぱいのキャラクターが登場しますね。

とくに誠実に、熱烈に、作家に寄り添う編集者の仕事ぶりに惹かれましたよ。

自分自身に刻まれたデータベースからストーリーを引き出してくるような、作家の創作手法も興味深かった!

 

これからの季節にピッタリな心温まる物語(10/31発売予定)

 

いまを生きる子どもたちに、最高の本を差し出すために。(本文より)