中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

出題されるかもしれない新刊本(2024年12月前後)

12月も熱い発売スケジュールになるよ。

いきなり凄い企画の3冊同時発売がくる。

 

さらに前期最頻出作のスピンオフを含む

村上雅郁先生の作品が出るし、紹介済の

こまつあやこ先生の新作も超強力だった。

 

ま、以下のリストは未読の本が多いゆえ

たぶん出題向きじゃないのも混じってる。

 

11/28発売 ☆先行レビュー済☆

『ワルイコいねが』(安東 みきえ)

正直すぎて浮く転校生と少女の友情物語。

 

12/2発売 Sweet & Bitterシリーズ①~③

『恋に正解ってある?』(額賀澪,高杉六花,オザワ部長,佐藤いつ子)

『気になるあの子の恋』(柚木麻子,小野寺史宜,高田由紀子,神戸遥真)

『恋ってそんなにいいもの?』(村上雅郁,清水晴木,織守きょうや,近江屋一朗)

恋愛をテーマにして超豪華作家陣が競演。

 

12/4発売

『まさきの虎』(濱野 京子)

小6女子が復興中の町で胸に刻むものは。

 

12/6発売

『ショコラ・アソート あの子からの贈りもの』(村上 雅郁)

魅惑の粒がたっぷり詰まったスピンオフ。

 

12/7発売

『今日も誰かの誕生日』(二宮 敦人)

大人から子供まで特別な日は色とりどり。

 

12/9発売

『さよなら校長先生』(瀧羽 麻子)

故人を偲ぶ人々の姿を描いた連作短編集。

 

12/12発売 ☆先行レビュー済☆

『ハロハロ』(こまつ あやこ)

オンライン英会話からはじまる高1の恋。

 

12/18発売

『17歳のサリーダ』(実石 沙枝子)

多感な少女を変えるフラメンコとの邂逅。

 

12/18発売

『普通の子』(朝比奈 あすか)

いじめ問題に切り込むサスペンス作品か。

 

12/22発売

『そこに言葉も浮かんでいた 文芸部』(おおぎやなぎ ちか)

俳句作りを通じて新しい自分を知る少女。

 

1/6頃発売 ☆先行レビュー予定☆

『あたたかな手 なのはな整骨院物語』(濱野 京子)

駆け出しの柔道整復師が弱さと向き合う。

 

1/10頃発売

『やなやつ改造計画』(吉野 万理子)

気ままな少年が生徒会長になって騒動に。

 

1/21頃発売

『若松一中グリークラブ 気になるあの子はトップテノール』(神戸 遥真)

合唱サークルを作ることになった相棒は。

 

1/23頃発売

『見えなくても王手』(佐川 光晴)

将棋に夢中になる盲学校の小中学生たち。

 

1/27頃発売

『もし、自分が平凡だと感じたら』(工藤純子,おおぎやなぎちか,石川宏千花ほか)

人と比べることの苦悩に寄り添う短編集

 

1/27頃発売

『もし、自分がブサイクだと思ったら』(長江優子,佐藤いつ子,宮下恵茉ほか)

子供達の自己肯定感の危機を描く短編集。

 

1/27頃発売

『もし、自分の居場所がない気がしたら』(いとうみく,如月かずさ,吉野万理子ほか)

さまざまなタイプの淋しさを描く短編集。

 

2/27頃発売

『キャロットバトン』(こまつ あやこ)

タイトル・発売時期以外のデータは不明。

 

2/27頃発売

『白い虹を投げる』(吉野 万理子)

小6野球少年たちは転校しても支え合う。

 

3/上旬頃発売 ☆先行レビュー済☆

『問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい』(早見 和真)

少女の中学受験を通じて変貌する家族像。

 

12月の注目作の一つ(12/12発売予定)

 

1月は佐川光晴先生の期待値が高いよ~。

豪華なアンソロジーの同時発売もあるな。

 

新作情報は判り次第この記事に加筆予定。


発売済みで今後レビューしたい新作

『あなたを待ついくつもの部屋』(角田 光代)

『夜更けより静かな場所』(岩井 圭也)

『うそコンシェルジュ』(津村 記久子)

『ピーチとチョコレート』(福木 はる)

『15歳の昆虫図鑑』(五十嵐 美怜)

ドヴォルザークに染まるころ』(町田 そのこ)

『きさらぎさんちは今日もお天気』(古都 こいと)

 

【お薦め記事】
【旧作・準新作限定】レベル別中学受験生向け推薦図書

紹介作品からの出題(2024年度中学入試の国語出典)

入試問題の難易度を偏差値化する(算数編)

心に御守りをたずさえて ~或る日能研女子の復活劇~

私らしく、いられる場所へ ~或る元サピ女子の再起~