中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

やんごとなき世界へ『あなたを待ついくつもの部屋』(角田 光代)

どうして人は、きれいなもの、おいしいもの、おもしろいもの、心をきらめかせる何かに触れると、誰かと共有したくなるのだろう。(本文より)

 

帝国ホテルの会報誌に連載された42編。

わりと入試に出る作家の7月に出た本だ。

 

味わい深いショートショートだったわ。

読めば絶対に帝国ホテルに行きたくなる。

 

ブランディング戦略を反映させてるから

変な話はなく安心してほっこりできるよ。

 

父の尾行をする話とか写真室エピソード、

音大志望の粋な恩返しなどに癒された~。

 

大人向けが多く素材適性は高くないけど

恩師のお別れ会に赴く女性を描いた掌編

『あなたはあなたの色で』がアリかも?

 

先生の生き方のすばらしさを感じる話だ。

 

難易度は難しいので小学生にはキツめか。

俺のレビューはちょっとだけ付けとくよ。

 

気品ただよう静謐な空間で繰り返される夢のような出会いと別れ。

粋だわ~。

帝国ホテルの魅力が凝縮された家族小説であり、お仕事小説でもある作品集ですね。

食事だけでも旅行気分って最高!

この場所へ行けば、何でもない一日も記念日になりそう。

 

呼んでる!上高地が呼んでるよ。(2024/7発売)

 

こうでなきゃ、という思い込みが世界を狭めてしまうのよ。(本文より)