中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

真摯に人と向き合う『あたたかな手 なのはな整骨院物語』(濱野 京子)

器用じゃないから、よけいに努力するってこと、なにごとにもあるでしょう?(本文より)

 

割と入試に出る作家の1月に出る新作だ。

 

医者や看護師以外にも人々を健康にする

仕事があるってのは子どもには新鮮かも。

 

柔道整復術柔術が起源で、殺法が柔道、

活法が柔道整復術になったんだってな?

 

そういう国家資格を持つ主人公の話だよ。

 

いろんなエピソードに子どもたちが深く

関わって来るのがこの作品の特徴ですわ。

 

肘を痛めた野球少年や、中学受験生の話、

姉が重病という少女の話などさまざまだ。

 

特に最終話のエモさが半端じゃなかった。

友情の眩しさにもあって後味がいいよ~

 

例の分類では平易相当なので読みやすい。

俺の先行レビューの一部はこんな感じだ。

 

主人公は27歳の新米柔道整復師

回り道をしつつその職に辿り着いた彼が感受性の鋭い少女や真摯な同僚たちに囲まれながら困っている人々に向き合うストーリーです。

苦手なことを、強い意志と努力で乗り越えようとする主人公がたまらないほど魅力的。

年齢にかかわらず相手を尊重して一人前のように扱う主人公だからこそ、みんなと心を通わせられたのだと感じました。

 

 

劣等感があるからこそ優しくなれる。(1/6発売予定)