中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

誰もが持ってるオモテ裏『やなやつ改造計画』(吉野 万理子)

悩んだときは、とにかく、自分がいいと思う方向に走りなさい、汗をかきなさい。(本文より)


たまに入試に出る作家の明後日発売の本。

最近の著書の中では素材文適性が一番だ


友だちにも微妙な評価をされる中学生が

人気者になる秘訣を探してジタバタする。


前半をまとめるとこんなストーリーだよ。


主人公への遠慮ないツッコミが笑えた~。

そこには親しみもにじみ出てていいんだ。


彼らの組織運営のための情報収集からは

リーダーの仕切り術まで学べてしまうよ。


リアル政治家の助言にも金言が多かった。


感謝するネタをいつも探そうという話は

たぶん自分自身の助けになる気がするな。


興味深かったのは、終盤のスマホ絡みの

事件への組織の枠を超えたムーブメント。


この本はネットリテラシーにも効きそう

 

作問者視点だと生き生きした学校生活を

17章もの細かい区切りで描写する点は

問題文に切り取りやすいかもしれないな。

 

文章難易度は中学入試では普通なレベル。

俺の感想の締めくくりはこんな感じだよ。

 

やなやつ偏差値58といわれる少年ははどうやって認められるのか?

道に悩んだときどう進んだらいい?

上手な感謝の伝え方とは?

こんな問いに少しでも惹かれたらすぐチェック!

みんなに「いい人」と呼ばれる少女の、はずむスクールライフにも注目ですよ~。

 

NetGalleyレビュー

 

3人の関係性にほっこり(1/18発売予定)

 

うーん、わたしは幸せって、将来なるものじゃなくて、今この瞬間も幸せで。こういう一瞬をたくさん作っていけたらいいなって思うの。(本文より、とある殺し文句)