中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

成し遂げる力『正射必中! 弓道部』(斎藤 貴男)

こんな部活ありますシリーズ第三弾だよ。


野球一筋だった少年が怪我をきっかけに

弓道部で心を鍛え直すように促される話。


いやいやながら弓道部に足を踏み入れて

やがてその魅力に気づいていくんだわ~。


弓の所作を野球にたとえる視点が新鮮だ。


この本は前半が好きだが後半はちょっと

弓を武器にっていう部分が引っ掛かった。


別の著者の作品のときにも書いたけれど

こういうの経験者は似た感情を抱きそう。


主人公がダメな自分を受け容れる部分や

誤りを素直に謝罪する部分は好きだな~。


主人公の成長ぶりにも心を動かされたよ。


難易度はかなり平易で読みやすいだろう。

以下、俺のレビューの序盤からの抜粋だ。


主人公はカッカしやすい野球部の中学一年生。

弓道部で精神を鍛えるよう促された彼が、戸惑いながら未知の世界に足を踏み入れて、波乱に満ちたスクールライフを送ります。

弱さを認め前進する部分など、弓にのめりこんでいく前半パートがいいですね。

挿絵も雰囲気や心情を良く映し出していて素晴らしかったです。

 

『正射必中! 弓道部』感想・レビュー

 

向こう見ず少年の成長(2024/3発売)

 

人間には、他人から見たらくだらないとしか言いようのない思いが、何事かを成し遂げる原動力になっていく場合が、しばしばある。(本文より)