中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

目指せ!最難関『今日も明日も負け犬。』(小田 実里)

どうして、神様は自分の好きなものばかり奪ってゆくのだろうか。(本文より)


高校生が書いた作品ということもあって

文章に少しムラがあるかな~とは思った。


起立性調節障害当事者の視点は新鮮だし

ズシッと胸に迫るものがあったのも事実。


塾の先生が素晴らしい高校受験パートや

メディアミックスへの道は浮き立つよ~。


文章難易度はやや難といった水準だろう。

以下、夏に書いたレビューの一部になる。


学校が大好きな少女が、起立性調節障害のためにどん底に突き落とされ、苦しみもだえる日々のなかで、再起への手掛かりを掴んでいく物語です。

周囲に解ってもらえないつらさに、読んでいてしんどくなることもしばしば。

簡単に「解る」などとは断じて言えないですが、この作品と出逢ったおかげで僅かでも当事者の気持ちに寄り添えるようになった気がします。

中盤まで重かった分だけ、後々の展開への喜びが増えましたよ。

 

どうなる?下剋上受験(2024/5発売)

 

病気に進路まで奪われたくない。(本文より)