中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

轟く熱量と勇気『団長とエース』(栗山 圭介)

自分は男を下げるために応援団に入ったわけじゃない。(本文より)

 

今期は野球小説が良く出ているので紹介。

 

かなり前に他でレビューした作品だけど

こちらで書かなかったのには理由がある。

 

主人公は暴力団組長の息子で乱暴すぎる

言葉づかいや喫煙シーン、暴力沙汰等が

素材文適性を吹っ飛ばしていたせいだよ。

 

正直、俺はこういうのも好きなんだけど。

ブラスバンド部の熱量とかも刺さったし。

 

だがまぁ、野球部にエールを送る意味を

主人公が考える部分や援団改革パート等

上手く切り取れば問題文になるかもな?

 

文章難易度についてはやや難に分類した。

 

昭和の価値観を遠慮なくぶっこんだ本に

俺が書いたレビューを一応つけておくよ。

 

旧タイプの応援団を描いた熱い作品、かと思ったらそれだけじゃなかった!

主人公は野球名門校の応援団に引き入れられた高校生。

向かうところ敵なしだった彼が、独特の世界の中でもまれながら男を磨いていくストーリーです。

目が離せないんだけど、この鉄拳制裁とかどうなのよと感じながら読み進めていたら、中盤でまさかが起きた!

さらに、終盤に思わぬ展開も!

まさに「物語は二度始まる」といったところでしょうか。

主人公の覚悟もいいのですが、もう一人の主役であるエースの生き様に共感する人が続出しそうです。

 

『団長とエース』感想・レビュー

 

終わりにかけて別物に化ける物語(2023/12発売)

 

この先、君たちがつまづいたときの杖になるのは、悔しかった記憶だ。(本文より)