がんばってるのにできないからしかたないじゃん、って言いわけを探した。でもそれは、つらいことから逃げだしただけかもしれない。(本文より)
命の大切さを訴える作品って貴重だよな。
課題図書にも向いてそうな良質な新作だ。
本作では小学5年生の少女が家族を喪い
後悔にとらわれ身動きが取れなくなるよ。
そんな彼女が周囲の働きかけを受けつつ
一生懸命になれる物を見つけ立ち上がる。
序盤の重さがハードルになると思うけど
たぶん中盤からは止まれなくなるだろう。
素材文適性が最も高いのもおそらく中盤。
主人公の心を動かす対話に注目したいね。
あとは終わりの方も問題に使えるかな?
紹介本では平易だし小5なら読めそうだ。
以下に紹介するのはマイレビューの前半。
残された者の葛藤を掘り下げることで、命の尊さと儚さを教えてくれる作品ですね。
読めば子どもたちも「生きよう!」って気持ちになれそう。
主人公は重すぎる喪失に塞ぎこむ小学生。
大切な人のこだわりに導かれた彼女が、人の優しさと情熱に触れることで、前進への糸口を掴んでいきます。

じいちゃんもつぶれそうなほど抱えておるぞ。でもな、前に進まにゃならん。(本文より)