中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

希望の種を育ててくれる『地図にないお店 純喫茶クライ』(吉田 桃子)

その日から、教室で、わたしと口を聞いてくれる子はいなくなった。(本文より)

 

まれに入試で見る作家の2月に出た本だ。

 

生き方に迷う子どもたちがちょっとした

謎めいた体験の末に出口を見つけていく。

 

ひと言で言っちまうとこんな短編集だよ。

 

両親のけんかを止めようとする子だとか

空気を読めない子のせつない胸の内など

いま何かを抱え込んでる人に刺さりそう。

 

各章末尾に濃いぃアドバイスがあるので

刺さるだけでなく救ってくれる作品かな。

 

例の4段階基準で語ると難易度は易しい。

以下、俺のレビューの書き出しになるよ。

 

昭和の香り漂うカフェが登場するちょっと不思議な短編集。

 

悩める子どもたちを引き寄せるお店との出会いが、彼らに解決の糸口を与えてくれます。

 

やはり多いのは家族関係や友人関係の問題ですね。

大人の不甲斐なさを感じる局面もしばしば。

その分だけ子どもの真っ当さがまぶしく感じられましたよ。

 

『地図にないお店 純喫茶クライ』感想・レビュー

 

この表紙は魅力ありすぎて反則(2025/2発売)

 

自分にやさしくすると、それが自然とこぼれて、ほかのひともうれしくなる。(本文より)