ぼくはみんな、ただ偏差値で学校を選んでいると思ってたんだ。(本文より)
『さみしい夜にはペンを持て』の姉妹本。
3月に発売され評判を呼んでいる作品だ。
傷つき、あるいは疲弊した心に寄り添う
人生の案内人になってくれる物語ですわ。
抽象的だが一言で紹介するとこんな感じ。
本がどんな救いになるか訴えまくるよ~。
著者のオリジナルだけでなく紹介される
名作からの一文も魅力いっぱいだったわ。
最も心に刻まれたのはこんなフレーズだ。
身体を動かすことが身体と精神の健康にいいように、心を動かすことも、身体と精神に良いのです。(『演劇入門 生きることは演じること』より)
物語と説明文の読み方の違いには納得感。
これは学びと幸せが凝縮された一冊だな。
素材文適性は転校生の気持ちに気づく日、
学ぶ理由を手にする場面、三者面談から
会議への流れといったあたりにあるかも。
読者に13歳を想定しているようだけど
中受するような子なら普通に読めないと。
以下、崇めたくなる本作に寄せた言葉だ。
魂が込められた一冊。
自己嫌悪&大人不信のいじめられっ子が、ミステリアスな出会いや、仲間との関わりを通じて新しい自分になっていくストーリーです。
この本好きだわ~。
やさしく語りかけ、導いてくれるかのような作りでした。
しかも名文だらけなんです。
子ども向けの作品ですが、息をのむような気づきもチラホラ。
特に、好きになるのとなられるのはどちらがよいか?という話が衝撃でした。
幸せになるためのヒントを気前よく教えてくれる本作は、人生を変え得る小説ですね。
心からやりたいことを見つけることで、まばゆいほど輝きを増す主人公たちの姿は、多くの読者を捉え、その行く末を照らしてくれそうです。

うちの学校にもこんなおもしろい授業をしてくれる先生がいたらどんなによかっただろう、って思うもん。(本文より)