月収三十万には二十万の三倍の価値がある。(本文より)
たまに入試で見る作家の2月に出た本だ。
年齢も収入も様ざまな女性6人の人生が
思わぬ場面で交差する連作短編集ですわ。
カッコよかったのは、ゆとりある生活を
手に入れた女性の賢さあふれる生きざま。
これはマネー教育にも良さそうな本かと。
お金の話題は品がないとされる世の中で
得がたい考え方に触れられるのが嬉しい。
積みあがる貯金がくれるこころの安寧や
お金に囚われることで失うものも描かれ
拝金主義に偏らないバランス感覚がイイ。
難易度の面ではやや難といった水準かな。
以下はレビューの前半パートからの抜粋。
なんて身もふたもないタイトル!って思ってる時点で私は頭が固いのかも?
収入も境遇もさまざまな女性たちの迷える人生を描いた連作短編集です。
お金にとらわれすぎる心情に共感ポイントがありすぎて、身につまされるどころの騒ぎじゃなかった!
これはいち小説の枠を超えた人生設計に役立つ指南書ですね。

自分も豊かになりたいし、人のことも豊かにしたい。(本文より)