中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

エールを背に受けて『カーテンコールはきみと 幽霊部長の銀河鉄道』(神戸 遥真)

むずかしい。どんな勉強より登場人物の役作りより、よっぽどむずかしい。(本文より、志望校を決めかねる心情を引用)

 

たまに入試で見る作家の2月の新作だよ。

絶対SFと間違うタイトルだが現実路線。

 

ユーレイなんて一度だって出てこないし

銀河鉄道宮沢賢治の作品をモチーフに

舞台を作り上げるところからきているよ。

 

シリーズ物だけど先にこちらを読んでも

大丈夫なよう描かれてる親切な仕上がり。

 

因みに前作本好きでない子に推せる本

リストに挙げていた経緯があったりする。

 

今作は主人公が変わるけど面白さは不変


キャラが増え物語の幅が広がった印象だ。

例によって読み易く難易度分類では平易


以下、マイレビューを少し持ってきたよ。

 

新入生が劇部復活に奔走した前作に続く主役はなんと幽霊!

じゃなくて元・幽霊部員だった3年生の部長。

自信がなくネガティブの沼に陥りがちな彼女が、ラストステージに向けて奮闘する物語です。

迷いに迷っていた少女が、先輩や後輩の支えもあって変わっていくさまは感慨深いですね。

とくに後輩男子とのハラハラする距離感が面白かったですよ。

 

『カーテンコールはきみと 幽霊部長の銀河鉄道』感想・レビュー

 

鼓舞する後輩も良き哉(2025/2発売)

 

少なくとも、家には味方が要るって思えたのは、すごく大きかった。(本文より)