中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

心のままに生きられたら『若松一中グリークラブ 気になるあの子はトップテノール』(神戸 遥真)

出版ペースの早い作家の1月の作品だよ。

この先生ってばギャップを描くのが得意


私立の中高一貫校の一年男子の本人すら

驚き戸惑う気持ちをしっとり描いた本だ。


タイトル通り合唱モノで定番曲とともに

進むパートでは頭のなかで歌が響いたよ。


そんだけ入り込みやすいストーリーだわ。


新入生がイチからクラブを立ち上げてく

なかで起こる様々なイベントもたのしい。

何より最後のステージが素晴らしかった。


吃音パートはもうちょっと見たかったな。

 

難易度としては平易というカテゴライズ。

オレのレビューのさわりはこんな感じだ。

 

多様性もここまで来たか!

 

主人公は窮屈に生きてきた中学生。

入学早々運命的な出会いをした彼が、誘われ、逡巡した末に合唱クラブの立ち上げにかかわることになります。

 

初めて芽生える感情、驚愕の事実、重荷からの解放と続くストーリーにすっかり見入ってしまいました。

歌に苦手意識のある少年の変わってゆく様が楽しげで、ページがどんどん進んだんです。

 

『若松一中グリークラブ 気になるあの子はトップテノール』感想・レビュー

 

読み始めてから表紙を二度見するかも(2025/1発売)

 

歌ってすごいんだなって実感する。年齢も性別も飛びこえて、あんなふうに一つになれてしまう。(本文より)