出版ペースの早い作家の1月の作品だよ。
この先生ってばギャップを描くのが得意。
私立の中高一貫校の一年男子の本人すら
驚き戸惑う気持ちをしっとり描いた本だ。
タイトル通り合唱モノで定番曲とともに
進むパートでは頭のなかで歌が響いたよ。
そんだけ入り込みやすいストーリーだわ。
新入生がイチからクラブを立ち上げてく
なかで起こる様々なイベントもたのしい。
何より最後のステージが素晴らしかった。
吃音パートはもうちょっと見たかったな。
難易度としては平易というカテゴライズ。
オレのレビューのさわりはこんな感じだ。
多様性もここまで来たか!
主人公は窮屈に生きてきた中学生。
入学早々運命的な出会いをした彼が、誘われ、逡巡した末に合唱クラブの立ち上げにかかわることになります。
初めて芽生える感情、驚愕の事実、重荷からの解放と続くストーリーにすっかり見入ってしまいました。
歌に苦手意識のある少年の変わってゆく様が楽しげで、ページがどんどん進んだんです。
『若松一中グリークラブ 気になるあの子はトップテノール』感想・レビュー

歌ってすごいんだなって実感する。年齢も性別も飛びこえて、あんなふうに一つになれてしまう。(本文より)