『逆ソクラテス』が中学入試頻出という
伊坂先生の先月発売されたアンソロジー。
驚きと楽しさが徹底して追及されてるわ。
読めば唖然とする話なんかもあると思う。
俺が特に気に入ったのは最初と最後の話。
これは連作的に少し繋がってるんだけど
特にお天気にこだわる青年を描いた話が
読んでいてうれしくなる展開に酔えたよ。
姉の歴代彼氏の逸話は不思議で楽しいわ。
妙に刺さるエールが心に効きまくるな~。
作家の創作力を見せつけられる一冊かと。
難易度はやや難で読む順番は完全に自由。
参考までにマイレビューも付けときやす。
奇想天外!
昔話が混ざる話など、バラエティ豊かな短編の中には面白さと感動が同居するエピソードも。
イチオシは『Weather』。
モテ男の友人の編み出した苦肉の策が笑える一方で、不穏な空気が漂う式で起こる衝撃にはガツンとやられた!
楽しさでは『パズル』も。
特別感をにじませるキャラの自信満々の推理に仕込まれたワナに、すっかり嵌まりましたよ。
これは予想できなかった!
『透明ポーラーベア』は炸裂しまくるホットな祝福の伏線が私に歓喜の渦をくれました。
この異次元すぎる発想力、一体なんなの~?

織姫と彦星の話は純愛の話じゃないぞ。結婚した途端、働かなくなった駄目夫婦が、叱られて無理やり別居させられただけだ。(本文より)