中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

究極すぎる独創性『パズルと天気』(伊坂 幸太郎)

『逆ソクラテス』が中学入試頻出という

伊坂先生の先月発売されたアンソロジー

 

驚きと楽しさが徹底して追及されてるわ。

読めば唖然とする話なんかもあると思う。


俺が特に気に入ったのは最初と最後の話。


これは連作的に少し繋がってるんだけど

特にお天気にこだわる青年を描いた話が

読んでいてうれしくなる展開に酔えたよ。


姉の歴代彼氏の逸話は不思議で楽しいわ。

妙に刺さるエールが心に効きまくるな~。


作家の創作力を見せつけられる一冊かと。

 

難易度はやや難で読む順番は完全に自由。

参考までにマイレビューも付けときやす。

 

奇想天外!

昔話が混ざる話など、バラエティ豊かな短編の中には面白さと感動が同居するエピソードも。

 

イチオシは『Weather』。

モテ男の友人の編み出した苦肉の策が笑える一方で、不穏な空気が漂う式で起こる衝撃にはガツンとやられた!

 

楽しさでは『パズル』も。

特別感をにじませるキャラの自信満々の推理に仕込まれたワナに、すっかり嵌まりましたよ。

これは予想できなかった!

 

『透明ポーラーベア』は炸裂しまくるホットな祝福の伏線が私に歓喜の渦をくれました。

 

この異次元すぎる発想力、一体なんなの~?

 

『パズルと天気』感想・レビュー

 

ぶっ飛んだ発想に酔える(2025/5発売)

 

織姫と彦星の話は純愛の話じゃないぞ。結婚した途端、働かなくなった駄目夫婦が、叱られて無理やり別居させられただけだ。(本文より)