昨日までの自分が知らなかった世界にこそ、新しい自分との出会いがあるんです。(本文より)
『アルプス席の母』で注目度が急上昇の
早見先生の手になる人気シリーズ最新作。
発売は来月末頃ってのが現時点の情報だ。
人間の底が知れない男の元で働く有能な
書店員の視点で描く痛快な物語なんだな。
今年度の注目作品から例の中学受験生が
やって来るので嬉しくなっちまったわ~。
出番は少ないが本質を貫くセリフを吐く
主人公の父ってのもいい味だしていたよ。
エンタメ寄りだけど得るものが多いのも
特徴というこの本は難易度面では難しい。
以下、マイレビューからの一部抜粋だよ。
書店に足を運びたくなる一冊ですね。
主人公はカリスマ書店員。
この道12年の思慮深い彼女が、何を考えているか解らない名物店長の元で、ときにブチ切れ、ときに感じ入りながら、売り場と人生を切り盛りしていきます。
自信満々で迷走する店長がやっぱり最高。
冷静にフォローする主人公との相性もこれまた最高。
名コンビの躍動が再び見られて嬉しかった~。
何も考えていないようで実は信念がある店長の生き方はとびっきり愉快で、そして魅力的ですね。
今作では書店スタッフを覆う空気のこれまでとの違いも楽しめますよ。
そしてまさかの恋路。
これは完全に予想を超えていました!
さらに、これまでシリーズをにぎわしたメンバーや他作品に登場した中学受験生にも
再会できて、テンションが上がりまくり。
ラストは大爆笑でした。
なりふりかまわぬ店長の姿がめっちゃ目に浮かぶんだもの。
本への深い愛情と書店文化へのリスペクトが詰まった一冊。
この作品自体がまさに、本好きピープルを増やすのに一役買いそうですね。

我々もなんとか子どもたちに本好きになってもらおうと、あの手この手を考えながらやっていますよ。(本文より)