自分に正直になったら、毎日が楽しくなった。(本文より)
日傘にまつわるエピソード満載の作品集。
ギャップを描くことが多い先生の新作だ。
少年少女の心の機微を描き上げた良本で
イロモノ系と思い込んで放っといた俺は
実のところバカ丸出しだったんですわ~。
価値観の押し付けや融通の利かなさ等が
どれだけおかしいか気づかせてくれるよ。
まぁ、変わるきっかけをくれる本だろう。
大昔、日本に入ってきた傘は日傘として
使われたとか、雨傘は貧弱や倹約の象徴
のように低く見られた時代があった等の
どこかで披露したくなるネタもあったよ。
難易度は紹介本では最も平易な部類かな。
マイレビューの一部を以下に並べてみた。
本当の気持ちにフタをして現実に折り合いをつけていた小学生たちが、心のままにまっすぐ生きる日下部くんとの関わりで、影響を受けていく連作短編集です。
固定観念を超越したキャラ像が放つ異彩!「彼」のように何をしても受け入れられてしまう存在って憧れますね。
そうなるためには、相手を差別しない親切さや丁寧さのような心の根っこの部分がカギになるのでしょう。

今は傘って言えば雨傘なのに、昔は日傘のほうがよく使われていて、「権威の象徴」だったなんて、おもしろいね。(本文より)