「ガリ勉」なんて言われてもかまうもんか。勉強はこの場所から遠くへ行くための足がかりなんだ。(本文より)
たまに入試に出る直木賞作家の最新作だ。
辛さを誰にもわかってもらえない少女と
追い詰められ行き場がない少年の関係が
ストーリーの進展とともに変化する様を
ハラハラドキドキしながら楽しめたわ~。
少年少女のひと夏の冒険に、少女の母の
視点を絡めて物語により深みを加えてる。
終盤にかけてはメッチャ名場面が多いよ。
少年の祖父ってのがいいことを言うんだ。
素材文適性はそれなりにあるっぽい感じ。
そんで気づきは大いにあると言い切れる。
難易度は例の四段階だと二番目のやや難。
以下にマイレビューの欠片を持ってきた。
読者一人ひとりに考えるきっかけをくれる刺激に満ちたストーリー。
胸を張って進めというメッセージが刺さりました。
生き方を磨くきっかけをくれる作品ですね。
主人公は団地暮らしから抜け出したい少女と、いじめに遭うベトナムルーツの少年。
厳しい現実に翻弄される彼らが、感情に駆られて踏み出した先で、忘れられない夏をその身に刻みます。
むき出しの悪意や憎悪に戦慄する場面もありました。
一方で、終盤にかけてのまぶしい展開には希望の雫が滴るさまを見た気がします。
これを読めばきっと、人生を愛するするためにどうあるべきかがわかるでしょう。

ぼやぼやしていると人生なんてあっという間に終わってしまう。自分の人生を少しでも良くするために何が必要なのか必死で考えろ。(本文より)