中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

未知の世界へ『インド象の背中に乗って』(小手鞠 るい)

貧富の差。言葉は知っていても、それをこんなふうに、まざまざと体験したことはなかった。(本文より)

 

夢のある本を続々と世に送り出している

著者の6月に発売された児童書になるよ。

 

作品を追い続けていくと明らかなんだが

この先生ってどんな経験も無駄にしない

 

今回はちょっと昔のインド旅行の経験を

子ども向けにアレンジして物語ってゆく。

 

インド万歳ではなく悪い部分もきちんと

描かれているところが俺には良かったな。

 

自信のない少女が価値観を揺さぶられて

生まれ変わるさまは心地よい感じだわ~。

 

固定観念を吹き飛ばすパワーに満ちてて

これを読んだら新しいことに挑戦したり

世界に飛び出したくなるかもしれないよ。

 

想像を超える現地での体験も見どころだ。

 

道ばたに体重計を置いて、乗った人から

お金をもらう体重計屋さんの話には唖然。

 

人の気質や死生観なども興味深かったわ。

 

刺激に満ちた本作の難易度は普通レベル。

以下に少しマイレビューから持ってきた。

 

よくある観光とは違った旅の魅力が凄い!

世界の扉をバーンと開いてくれる作品ですね。

 

主人公はおとなしめの13歳。手にした絵本に魅せられ、著者に手紙を書いたのをきっかけに、彼女が思いがけない体験を重ねるというストーリーです。

 

自分の視野がいかに狭いか思い知らされました。

インドがらみの逸話がもたらす価値観への衝撃はハリケーン級ですね。

私は本当の豊かさとは何か、あらためて考えさせられましたよ。

 

『インド象の背中に乗って』感想・レビュー

 

作中作の心理描写にも注目(2025/6発売)

 

本当に豊かな生活っていうのは、物が豊富にあるってことではなくて、少ない物を、どれだけ大事にできるか、そういう心を持てるかどうかにかかっていると思うよ。(本文より)