中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

正義をまとって突き進め『ぼくは刑事です』(小野寺 史宜)

人は一度汚れたらもう終わりなのか。汚れは落とせないのか。(本文より)

 

たまに入試で見る作家の5月に出た作品。

 

題名で刑事モノと思うかもしれないけど

事件を追うのではなくて良識ある青年の

日常を追うような地味かつ沁みる物語だ

 

まあ表紙が見事にイメージを表してるよ。

 

正義感強めの等身大の若い刑事の日々は

安心感があるかと思えばひと波乱もある。

 

飽きさせない仕掛けがあって没頭できる。

 

問題に使えないこともないんだろうけど

素材文適性はさほどではなさそうな印象。

 

難易度的には難しいカテゴリに入るかな。

以下ほんの一部だけどマイレビューっす。

 

罪を犯した人が背負い続ける十字架の重みが衝撃的!

ドラマで見るようなカッコイイ刑事とはまるで違う、地道にがんばる等身大の青年を描いた作品でした。

派手さはないのに惹きつけられるのは、その生き方のせいですね。

損得に関係なく信念を貫くさまは掛け値なしに魅力的。

 

『ぼくは刑事です』感想・レビュー

 

こんなに頼れる男、そうはいない(2025/5発売)

 

こんなとき、子どもは強い。存在自体が強い。自身は無意識にだろうが、大人をしゃんとさせる。目を覚まさせてくれる。(本文より)