人は一度汚れたらもう終わりなのか。汚れは落とせないのか。(本文より)
たまに入試で見る作家の5月に出た作品。
題名で刑事モノと思うかもしれないけど
事件を追うのではなくて良識ある青年の
日常を追うような地味かつ沁みる物語だ。
まあ表紙が見事にイメージを表してるよ。
正義感強めの等身大の若い刑事の日々は
安心感があるかと思えばひと波乱もある。
飽きさせない仕掛けがあって没頭できる。
問題に使えないこともないんだろうけど
素材文適性はさほどではなさそうな印象。
難易度的には難しいカテゴリに入るかな。
以下ほんの一部だけどマイレビューっす。
罪を犯した人が背負い続ける十字架の重みが衝撃的!
ドラマで見るようなカッコイイ刑事とはまるで違う、地道にがんばる等身大の青年を描いた作品でした。
派手さはないのに惹きつけられるのは、その生き方のせいですね。
損得に関係なく信念を貫くさまは掛け値なしに魅力的。

こんなとき、子どもは強い。存在自体が強い。自身は無意識にだろうが、大人をしゃんとさせる。目を覚まさせてくれる。(本文より)